TacxNeoとGarmin Vector パワーメータ精度の比較

最近Vectorの電池消費を抑えるために、TacxNeoのパワーメータでZwiftやっていたが、どうもVectorよりパワーが高く出ている気がしていた。
Aクラスレースでも最後まで集団に残れるようになったので、実力が上がったのかハッピーメータなのかが気になったので調査してみた

データ取得
・TacxNeoパワーメータ -> ZwiftApp
・Vetor2パワーメータ -> GarminEdge
でペアリングした状態で、Tour of Watopia Stage6のデータを取得
TrainingPeaksから.fitファイルをダウンロード

解析
Parser(https://github.com/dtcooper/python-fitparse)をつかってCSVに変換
PandasのDataFrameで統計データ出力

結果

グラフ

f:id:on713:20190519002203p:plain

統計データ

  tacx_power vector_power
count 3085 3085
mean 263 253
std 70 68
min 0 0
25% 259 248
50% 283 272
75% 300 290
max 429 416

meanは平均

結論

TacxNeoは+10Wattsのハッピーメーターである
といっても絶対値はわからないのでVectorに比べて、、だが
(※グラフでは切っているが100W付近になると差がなくなる)

FTPで10W上がるとホントにハッピーになれるな
Zwiftの先頭集団の展開が自分的にはちょうどFTPくらいだから、10Wバイアスがあると余裕度がかなり上がる。FTP超重要。
でも、自分を測るにはおなじデバイス使わないとな。ということでZwiftもVectorでやることにした。

ちなみにTacxNeoは大本営発表だと精度̟̟±2%
Zwiftレースにでる全員がTacxNeo使っていたとしても最大4%の誤差が出る。
300Wで12Wだから相当違う
工業製品だから2%以上のブツも出回っているはず
バーチャルでなかなかフェアな勝負は難しいのだ