TacxNeoとGarmin Vector パワーメータ精度の比較
最近Vectorの電池消費を抑えるために、TacxNeoのパワーメータでZwiftやっていたが、どうもVectorよりパワーが高く出ている気がしていた。
Aクラスレースでも最後まで集団に残れるようになったので、実力が上がったのかハッピーメータなのかが気になったので調査してみた
データ取得
・TacxNeoパワーメータ -> ZwiftApp
・Vetor2パワーメータ -> GarminEdge
でペアリングした状態で、Tour of Watopia Stage6のデータを取得
TrainingPeaksから.fitファイルをダウンロード
解析
Parser(https://github.com/dtcooper/python-fitparse)をつかってCSVに変換
PandasのDataFrameで統計データ出力
結果
グラフ
統計データ
tacx_power | vector_power | |
count | 3085 | 3085 |
mean | 263 | 253 |
std | 70 | 68 |
min | 0 | 0 |
25% | 259 | 248 |
50% | 283 | 272 |
75% | 300 | 290 |
max | 429 | 416 |
meanは平均
結論
TacxNeoは+10Wattsのハッピーメーターである
といっても絶対値はわからないのでVectorに比べて、、だが
(※グラフでは切っているが100W付近になると差がなくなる)
FTPで10W上がるとホントにハッピーになれるな
Zwiftの先頭集団の展開が自分的にはちょうどFTPくらいだから、10Wバイアスがあると余裕度がかなり上がる。FTP超重要。
でも、自分を測るにはおなじデバイス使わないとな。ということでZwiftもVectorでやることにした。
ちなみにTacxNeoは大本営発表だと精度̟̟±2%
Zwiftレースにでる全員がTacxNeo使っていたとしても最大4%の誤差が出る。
300Wで12Wだから相当違う
工業製品だから2%以上のブツも出回っているはず
バーチャルでなかなかフェアな勝負は難しいのだ